トリガーポイント体操(TP体操)名称の由来

 

 私の治療家としての中核となる技術の一つが、関西医療大学の黒岩教授が研究開発を進めておられる、トリガーポイント療法であります。 

 

 患者様が訴える症状に対して、運動学に基づき罹患筋を特定し、筋・筋膜・腱・靱帯等に発生する責任トリガーポイントを同定し、その脱感作を行なうことがその主たる技術になります。

 

 そこで、筋ポンプ作用を活性化させ、血液やリンパの流れの改善に寄与する体操の開発にあたり、この体操がトリガーポイントの同定および脱感作に資する可能性があることに着目し「TPGトリガーポイント体操®」という名称をつけることと致しました。

 

 ちなみに、TPGと言いますのは、英語での表記であるTrigger Point Gymnastics(トリガー・ポイント・ジムナスティックス)の頭文字をつないだ略称です。「TPG=Trigger Point Gymnastics=トリガー・ポイント・ジムナスティックス=トリガーポイント体操=TP体操」となり、記載方法が違うだけで、全て同一のものとなります。

 

 ホームページでの名称の書き方につきましては、混乱を避けるために、表題などでは「トリガーポイント体操」と記載し、本文中では「TP体操」という省略形を使用しています。